………沈められた声。妙なる響きは抑圧された。

言葉にすることは恐ろしかった。
形となった声は自分を取り巻く呪詛に変換される。

本当に些細な一言。
なんてことはない子供の癇癪。
それでも現実となった時の言い様のない恐怖。

それはいまもまだこの身に巣食う闇夜…………………





言霊の揺らぎ



 不意に突風が顔を掠める。
 ………目の奥にまで触れようとする風の威力に顔を顰めた男は足元で丸くなっている虎に声をかけた。
 「タイガー、大丈夫か?」
 空高くに舞い上がっていった突風の残り香のような砂埃に僅かに咳き込む男に小さな鳴き声が無事を伝える。
 それを確認し、男は止まった足を再び動かし始めた。
 風が再び頬を嬲る。あまり外出には向かないと小さく息を吐き家で待つ子供達が大人しくしていることを願った。
 本当は自分達も家で息子夫婦とともに団欒を過ごすはずだったが、息子の嫁の母であるアマゾネスの家に木が飛んできたらしく修理の手が必要となったのだ。
 多少の風や自然であれば男の体内に眠る翼を呼び覚ませば難無く操ることはできる。……けれどこれほど大規模な台風となればそうもいかなかった。
 まして無意味に自然の摂理をねじ曲げることを自由人は好まない。
 結果、自分達の手で直すことを申し出たのだが………
 いつもは当然といった顔で追い出すアマゾネスが何故止めに入ったのかよくわかる。
 これでは修理が終えられても家には帰れそうにない。………足留めを覚悟しなくてはいけないと小さく吐いた息は風に巻き込まれて再び男の唇に戻ってくる。
 ………すぐ間近に迫った台風の影響か、かなり風が強かった。
 足元にいる虎はその小さな身体では簡単に飛ばされそうなほどきつい風。
 それでも人型に変わらない虎に呆れたように声をかける。
 「おいタイガー、危ないからそろそろ人型になっておけ。飛ばされるぞ?」
 「が……うー…………」
 すぐに返されるはずの虎の声は……けれどどこか言い淀むように風に攫われた。
 訝しげに潜めた視界の先には項垂れるような虎の頭。
 まるでなにかを厭うような、恐れるような小さな毛皮。
 彼らしくもなく思い悩む背中は力なく……シッポすら風に遊ばれ飛ばされている。
 なにかあっただろうかと思い返した記憶の中、どれをとっても虎が落ち込むようなことは思い浮かばない。
 せいぜい朝から元気がなく息子たちに心配されていたくらいで…………
 それでも自分がこの強風の中家の修理に赴くといえばいくら咎めても頑として聞き入れずにあとをついてきてしまった。
 やはり家で一緒に留守番をさせるべきだっただろうか……………?
 心配そうに男は顔に憂いを潜ませて風に舞う自分の髪を遮りながら虎の背に腕を寄せる。
 ………伸ばしかけた腕に風に弄ばれた枝が掠めていった。
 「………………………っ」
 微かな呻きとともに降り注いだ血の濃い香り。
 反射的に虎はその姿を人のそれに変え、自分の目の前に伸ばされていた男の腕をとった。
 傷自体はそこまで深くはなかった。ただ抉れるように引き攣れた傷痕から止め処なく血が流れている。
 顔を青ざめさせ、青年は無意識に止血点を腕で押さえて近くの木から蔓を引き寄せ千切った。
 溢れる血を防ぎとめるように傷よりも上の方で固く蔓を巻き、一時的に止血を試みる。……ガーゼも何も持っていないのだからそれ以上の応急処置は不可能だった。
 ここで薬草を探すよりはアマゾネスの家に急いだ方がいい。
 …………固く唇を噛んで青年は男の傷ついていない腕を取ると駆け出した。
 思いのほか冷静に…しかも手際よく青年が動いていることを少し意外そうに男は見つめていた。
 そう思ったなら青年は急いで駆け出す。……風からも寄せてくる障害物からも男を守りながら。
 容赦なく握りしめられた腕は傷がなくとも痣は確実にできるだろう。………男は痛みを感じている筈なのに笑みさえ浮かべてそれを見守っていた。
 幼さの抜けない青年の、こうした意外な一面は案外知られていない。
 ことアウトドアな場面では自分よりも精通していることがある。
 ……その彼が判断を下したのなら自分は従おう。
 絶対的な信頼が青年にかけられる疑問の言葉も投げかけられる痛みの訴えもなくさせ、笑みさえ灯らせる。
 雄々しいその背しか晒さない青年には気づくことはないのかもしれないけれど……………


  すぐに顔を覗かせた見覚えのある家には幾分太めの枝が不格好に突き出ていた。
 ……これでは女手ひとつで家を支えているアマゾネスであってもサジを投げるだろう。
 小さく息を吐き出してそれを見上げれば引き寄せられた腕。
 言葉も零さずに室内に入ることを促される。………頬に冷たいものが触れ、雨が降り出したことに気づいた。
 止血が効いたらしい腕の傷はもう表面の血は固まりかけている。動かさなければこれ以上の出血はないだろうと見て取った青年は男の背を押して部屋の中に入れた。
 閉じられたドアの外、微かな音が響く。
 ………降り始めた雨は思いのほか急速に力を得たらしい。それに後押しされて男は暗い部屋の奥に入り電気をつけると腰掛けた。
 明かりに晒された傷口を見れば少し汚れて棘も刺さっている。それを抜かなくてはいけないと顔を顰めて再び立ち上がった男の眼前に箱がでてきた。
 あまりに間近なそれは一瞬壁なのかと思うほど巨大に見えたけれど……………
 傷のない腕でそれに触れてみれば………あまり大きくはない木箱だった。支えるように腕を回せば重みが伝わってきた。
 おろした木箱から青年の顔が伺える。赤十字が描かれたその箱が救急箱だということを理解して男は顔に笑みを浮かべた。
 それから居心地悪そうに視線を逸らした幼い瞳に少しだけ男が不思議そうな顔を零すが……青年はかけられる疑問を厭うように家の修理に外へと出る。
 すぐに背を向けて外に向かってしまった青年に慌てたように声をかけた。
 「悪い。すぐ手伝いにいくから………」
 「一人でできる」
 ぶっきらぼうな青年の声。………それでも十分に伝わるいたわり。
 言葉を紡ぐことが不得手な青年は簡潔な物言いの中に深い感情を潜ませる。
 読み取れないものには取っ付きづらく感じるそれも、一度知ってしまえば心地よいほど力強い。
 小さな音で閉じられたドアと会話を見送りながら男は自身の腕の汚れを濯ぐために水道を探しに歩き始めた……………


  真っ白な包帯を取り落としかけて慌てて掴む。……片手しか使わずに自分の腕に包帯を巻くのはかなり困難だった。
 かといって外で大音響とともに枝の除去と応急処置を行なっている青年はこうした細かな作業はあまり好まない。多少不格好に出来上がろうともなんとか自分でやり遂げようと男は唇と左腕を駆使して結び目を作った。
 少しだけきつく感じるが緩いよりはましだと数度腕を振って具合を確認してみる。………ほどけない包帯にほっとして男は救急箱を閉じていつも置かれている棚の上に置いた。
 勝手知ったる他人の家でよかったと小さく安堵の息を落とす。これでどこになにがあるかもわからない家に辿り着いたら……青年が家の中を引っ掻き回してしまうところだった。
 大分強くなった雨足の音は痛いほど室内にも響いた。これでは外にいる青年はびしょ濡れで戻ってくるだろう。
 あたたまれるように風呂に湯でも張ろうかと消毒綿を捨て、手を洗おうと蛇口を捻った男は……水がでないことに気づいた。
 どこか水道管が壊れたのだろうか。………台風が過ぎ去ったあとの復旧作業はかなり忙しいものになりそうだ。
 仕方なさそうに首を傾げて落胆するが…それでも水浸しな青年をそのまま室内に入れるわけにはいかない。
 タオルを取りに向かった足音とともにドアが開かれ、男は慌てて駆け出した。
 いつもの要領で虎になって駆け込まれては室内も大惨事だ。
 ………何枚かの厚手のタオルを抱えて玄関に向かった男の視界に埋まるはずの金の毛皮。
 「あれ………?」
 予想していた衝撃も色も男に襲ってはこない。
 ただ引き結ばれた精悍な青年の唇と男を見るのを恐れるように逸らされた視線と……差し出された腕だけが眼前に用意されていた。
 その腕にタオルを渡して眺めていてもいっこうに虎に変わろうとはしない。普段であれば乾かしてもらうことを好む虎は風呂に入る時でさえ毛皮のままだ。
 意外そうに自分の身体を拭う青年の髪を乾かそうとタオルを被らせ指を滑らせる。
 ………すると響く、悲鳴のような青年の声。
 「パーパ腕………!」
 なにをいいたいのか一瞬掴み損ねた男はきょとんとした顔でタオルの中に埋もれた青年の顔を見つめる。
 水とタオルに彩られてあまり顔はよく見えない。……覗けた片目は深く傷ついた色を讃えていて………痛みを気遣いながら傷んでいる青年に顔を顰める。
 この程度の傷……どうってことはないのだ。………どこか今日の青年の反応はおかしい。
 異常なまでに過敏で……恐れるように逸らされる視線も彼らしくない。
 はっきりとわかるような溜め息をひとつつき、男は手を離すと青年の好きにさせた。
 ………もう仕分けなさそうにシッポさえ項垂らせて……それでも張りたい虚勢は一体なんなのか。
 わかるわけもないけれど…いまは青年の身体から冷気を拭う方が重要だ。
 なにかあたためられるものはないかと台所に向かった男の背を青年は見つめる。
 ………薄暗い室内の中、鮮やかに浮かび上がる真っ白な包帯を…………………


  腰にタオルを巻いてズボンも絞り………流れた大量の水にさすがに青年も顔を顰める。
 猫科の生き物は普通水浴びをしない。野生の血の濃い青年もあまり水を浴びることは好まず雨の日は大抵室内で丸くなって眠っていた。
 シャワーも湯槽も得意ではないけれど……それでもそれが終ったあと大きな掌が優しく身体を拭ってくれるのは好きだった。
 乱暴な手付きで……それでも痛まないように。まるで自分の息子の髪を乾かすように男は虎の毛皮を乾かしてくれる。
 そのぬくもりが好きで。…………男の腕が、好きで。
 少しずつ馴染んでいった一家。
 忘れていた。自分は不幸をまき散らす類いの生き物だということを…………
 小さく息をつき青年は室内に上がった。鼻先を掠めるスープの匂い。あたたかな湯気が視界を過っていく。
 ……男が作ってくれたらしいスープに驚いたように目を向ければ先程の訝しげな顔さえ拭い取った笑みが迎えてくれた。
 「アマゾネスが作っておいたのがあったから少し貰おうぜ。ほら、冷えただろ?」
 いま青年は自分と同じように腰に一枚の布しか巻いていない。……まして青年は雨にも打たれたのだ。少し肌寒く感じる自分以上の寒気を受けているはずだ。
 差し出された腕を無骨な腕が受け取る。腰掛けて啜った青年を見遣りながら微妙に開けられた距離を男は眺めた。
 ………どうも、落ち着かない。
 普段あまり人の形を取らない青年は虎のままで自分の膝元にいる。寒い時はその毛皮に顔を埋めて抱き寄せればよかった。
 まさか青年の姿をしている彼にそんな真似をするわけにもいかないけれど……どうもいつもと勝手が違った。もっともそれは青年自身がどこかいつもと違うせいもあるのだけれど…………
 相変わらず無口な空間に響く雨の音。風の暴走する破壊音も時折交じっていた。
 なんとはなしに窓に向けられた視線の先飛び交う枝や木の葉が力なく風に揺らされている。
 それを眺めながら溜め息のような小さな音を男が紡いだ。
  「……こりゃ…復旧にかなり時間かかるな。それまでに治るといいけど………」
 自身の右腕をさすりぼやくように囁いた男の声にびくりと青年の方が揺れた。
 それが視界の隅に入り……不可解そうに男は眉を潜める。
 ………別におかしなことは言っていない。利き腕が使えないことはかなりの制限になる。
 いつもなら運べる岩も木も運べないのでは復旧に手間取ってしまう。………それがわからない青年ではない筈なのに……………
 俯いた青年が腕を机に置いた。虎の時の癖か、蹲るように身体を丸めて男の視線から逃げようとする。
 話すことが苦手なことも、感情を表現することが不得手であることも知ってはいるが……こうした時ほど厄介でもない。
  なにをどう伝えればいいのかわからなくて青年はいつも自分の中に仕舞い込んでしまう。吐き出したくても吐き出し方を知らない青年は、不器用に眉を潜めて蹲る。
 自身の肩で顔を隠し、憂える眉さえ見えないように努めて……一体何になるのか。
 小さく息を吐いて男は立ち上がる。その気配に青年の肩が震えた。
 固く瞑られた瞼の先、広がるのは闇。一条の光も射すことのない……………
 怯えるように震える青年の耳に触れる、腰掛けた男の音。
 間近になった気配は開かれた瞼と同時に肩にそのぬくもりを伝えた。
 見上げたなら晒される深い笑み。………どんな人をも包み込む自由人の………………
 見愡れるようにそれを見入っていた青年に伸ばされる腕。
 ………いまだ少しだけ湿ったままの青年の髪に無骨な指先が滑る。
 軽く掻き混ぜ、仕方なさそうに引き寄せた。
 「………寒いなら言え。本当に無口な奴だな」
 どこか笑みを濡らして囁かれる優しい声音。
 縋ってもいいのだと自然と知らしめるやわらかな……………
 震える肩が寒さからでないことくらい……知っている。
 それでもぬくもりに餓えていることもまた事実で。
 こうして抱き締めても…あるいは意味がないかもしれないけれど。
 …………その顔を包み込んで男は青年の内に溜まるなにかが溶けることを願った。
 白い包帯が青年の視界にたたずむ。
 強く……噛み締めた唇が微かに痛んだ。噛み切ったらしい傷口から僅かに血の味が染みる。
 それを舐めとってもまだ……溢れる。
 ――――――それは己の血か。………獲物の血か。
 いまだ消えることのない野生の本能。身の内を燻る猛り。
 それは言葉を介して生まれる。
 ………言霊となって……人を屠る。
 思い出した父の面影に固く目を瞑り青年は自分を包む腕を愛しむように抱き締めた。
 外では暴風が我が物顔で駆け巡る。……それでも室内の耳さえ痛いこの静謐。
 微かに揺らめく電燈の灯火が電気の配給に困難をきたし始めていることを知らせた。
 濃く淡く……二人の影が床に写し出される。揺らめくようにじんわりと……………
 その影を縫い、青年の低い声が綴られる。
 ………紡ぐことを恐れた僅かに掠れた響きで…………
 「パーパの傷……タイガーのせいだ…………」
 「………は?」
 恐れるように囁かれた言葉は……ある程度予想していたとはいえあまりにも怯えて紡がれた男は驚いたように声を返す。
 別に……風を青年が造り出したわけではない。まして枝はどこからか飛んできて……再び消えてしまったのだ。
 青年に一体どんな咎があると言うのか。
 それでもあまりに青年の身体の震えは深く…男を掻き抱く腕もまた強い。
 戸惑うように眉を顰め、男は宥めるように金と黒の斑髪を撫で上げ囁きを零す。
 「…………お前のせいじゃないよ。これは事故!」
 不安など抱かないでもすむように言い切った明るく響く男の声。
 やわらかな旋律に触れた背は躊躇いながらも震えを弱くする。……それに安心したように息を落として男は苦悩を浮かべる青年の眉を見つめる。
 まるで幼子のような顔。………容姿の問題ではなく、その性情故か…ひどく青年は幼い表情を醸す。
 抱きとめて大丈夫だと囁きたくなるのは自分が根っからの父だからだろうか…………?
 苦笑を零しながらも男は青年の髪をやわらかく撫でる。虎の毛皮を梳く時と同じ、優しい指。
 それに震える身体を知っている。……疼く胸を、知っている。
 だからこそ怖かった。
 ………寄せた心は容赦なく傾斜する。それは相手の身さえ切り裂く凶刃に変わることさえあるから…………
 男の肩に顔を埋めれば……鼻先を掠める男の匂い。……僅かな血の香りは右腕の傷の出血のためか…………
 ブルリと……身体が震えた。
 血は、本能をくすぐる。……獣としての牙が、爪が研ぎ澄まされる。
 唇が歌いそうになる。
 ………悪言(まがごと)を……………………
 それを噛み締めて、自制する。息苦しそうに吐き出した吐息の奥……蟠り続ける罪の意識。
 抱きとめる腕に包まれて、泣きたい声音は震えて紡がれた……………
 「でも…父さんは死んだ。…………タイガーが…言ったから…………」
 本気で囁いてなんかいない。
 それでも一度だけ悔しくて小さく呟いた。
 帰ってこなくてもいいのだと……寂しくて……………………
 言葉には力があることを初めて知った日、恐ろしさに声が消えた。
 紡ぎ方を忘れた音はいまもまだ拙い技巧しか思い出せない。
  ………もう嫌だったのだ。
 大切なものを作ることも、それを壊すことも。
 怖くて逃げていた。それは男に出会うまでの幼い過去。
 この腕に抱きとめた男が差し伸べてくれた腕。
 それをとった日から言葉を忘れたかった。
 忘れるべきだと……思った。
 愛しい家族を屠りたくなどないから。…………傷つけたくなどないから。
 それでも囁けば……音は力を発揮する。
 嫌なのだと呟けば……男は腕に傷を負った。怯えるように言葉を濁らせた筈なのに…………
 震える身体はただ恐れていた。この腕に抱く人を失うことを。
 ……孤独を思い知らされることを………………
 自分の言葉が現実となったなら…それは嬉しいだろうか………?
 悪しき過去の時代。不幸を囁けばそれが現実となる確率の高い頃。
 ―――――純一なる魂は傷付けられた。
 優しさ深き魂故に、それは罪の枷を己に課した。
 そんなものに括られる必要もないのに……………
 悼みに泣く青年の背を男は強く抱き締める。
 …………触れる肌は悲しいほど冷たい。
 溶けた熱が青年をあたためれば…切なささえ溶かすことができるのだろうか………?
 わかるわけもないけれど……それでも祈る。
 この優しい虎が痛みを持ち続けることなどないと…思うから………
 「………言葉は…言葉で打ち消せる。悪いこと言っちまったなら、またそれを消す言葉を捜せ…………」
 話すことを恐れて逃げないで。
 ………向き合って、囁けばいい。
 自分も相手も笑うことのできる、優しい言葉を………………
 不器用に笑んだ男の唇が優しさを紡げば………舐めとられる囁き。
 溶けた体温が言葉を探る。


  ………囁かれる言の葉に、なによりもやわらかく咲く華を青年は知った―――――――――――






久し振りに書いたタイガー×パーパ。
………いや、なんでタイガーは初めて会った時あんなにしゃべっていた癖に歳経るごとに無口に?と思って……………
じゃあこんな感じでいかがかしら♪と相成りました(オイ)

タイガーはね……私にとってジバクのカイと相通づるものがあるのです。
表現の仕方は違うけどね。
………だから一番好き。………でも動かしづらい(汗)
でも考えてみればカイだって全然しゃべらないのに、なんでこんなに書き易いのと書きづらいのに別れるんだか???
あー……パーパはそのまんまほのぼのしちゃってるから話しにならないんだ。タイガーも落ち込むことないし…………
なんかどっちもどっちなことに思いいたってしまった。

つうか年齢層逆だ貴様ら!(汗)
子供が悩んで大人がほのぼのってなに!?

なんとも言えない二人ですが、またネタが思い付けば書きますv
やっぱタイガー好き〜v