柴田亜美作品

逆転裁判

NARUTO

突発。
(1作品限り)

オリジナル
(シスターシリーズ)

オリジナル



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昔教えてもらった可愛らしい昔話。

夏の青空ののぞく窓の手前
熱を出して眠っていたベッドで物音に目を覚ました。
ふと見上げれば

そこには緑のカーテン。

とても綺麗なのだと
そう笑ったその姿こそが綺麗で
ああ見てみたいと、そう思った。





世界に一つのカーテンの色



 正直、失敗したと思っていた。
 ベッドの上で寝返りを打ちながら気怠い身体を忌々しく動かす。思ったような滑らかさで動かないことに眉を寄せるが、今の体調では仕方のないことだと苛立ちを霧散させるように目蓋を落とした。
 ……夏の暑さに身体を冒されるほどやわには出来ていない。まして今まで夏風邪など縁はなかった。むしろそれを心配する側であって、自分が寝込むようなことはずっとなかったというのに。
 思い出して苦笑が唇に浮かんだ。きっと今自分が彼らを見つめるのと同じ気持ちで自分を見ていたのだろう、美しい少女が頭を過る。
 夏の暑さも冬の寒さも自分には大差なく、それぞれが鮮やかな自然の顔で、ただ遊ぶことに夢中だった。見つけた美しいもの可憐なもの、そんな心和むものを手土産に帰還することが誇らしかった。
 だから風邪など引く暇もなく、ベッドで微笑む人のもとに赴くことが常だった。
 そうだというのに、もうすぐ彼女と同じ年齢になるという今頃になって、この有り様だ。
 ふと気付いてみれば世界が回るような熱を出していた。ちょうど帰郷中で仲間も何人か集っていたことだし、気付かれないようにしていた。存外得意なその仕草は、けれどあっさりと看破されてしまった。
 考えてみれば自分の周りの人間は、そうした機微にひどく敏感なものばかりだ。気付かれないわけもない。そんなことにすら思考が回らないほど熱に冒されていたらしいとのんびり考えていたなら、いつの間にかベッドに押し込められてしまった。
 大丈夫だと起き上がろうとすれば、過去にベッドで眠り続けることしか出来なかった今は元気な少女が、乱暴な物言いに悲哀を沈めて命じるのだから、拒むことも出来ない。
 溜め息を一つタオルケットの中で吐き出して窓を見上げた。外はいい天気で、目に痛いほどの陽光だ。久しぶりに帰ってきた家でまさか寝込むことがあるとは思わなかったけれど、それでもせめてここであったことに感謝すべきだろうか。野宿やどこか見知らぬ土地の見知らぬ室内は落ち着かず、こうして大人しく寝ていることなど出来るわけもない。
 窓を開けようかと起き上がると、当然それに従うように音が響いた。今は誰もいないだろうと考えて特に遠慮もしなかったが、ベッドの傍らでアイスティーを飲んでいた聖霊が気付いたのか、振り返っていた。てっきりいつものようにしつらえた籠のベッドで同じように寝ているものと思っていたので苦笑してみると、顔を顰められた。
 「………なんだ?」
 微かに蟠る喉を押し出すようにいつもと同じ声を出すが、それでも掠れた空気の音は消しきれなかった。
 それに気付いたらしい聖霊は身軽な仕草で立ち上がると、易々とベッドサイドのテーブルから自分の傍らにジャンプし、腕をよじ上るようにして自分に近付いてきた。
 一呼吸の間にもう肩まで迫っている素早さに苦笑してみれば、その位置から必死に腕をのばしている。
 きっといつも見ている友人たちの仕草を真似ようとしているのだろう。小さく短なその腕では肩からでも自分の額まで届きはしないけれど。
 それでも必死に腕を伸ばす生真面目さに笑みを深め、爆は指先をその丸い肌に伸ばし撫でた。
 手袋に覆われていない指先は聖霊の感触をしっかりと伝え、同様に、僅かに高いままの体温を直に聖霊に伝えていた。
 憂えるように聖霊が顔を顰め、自分を撫でる指先を抱きしめるように腕に抱える。それに気付き、爆は困ったように眉を寄せた。彼が憂えるほどひどい状態でもないのだ。少しだけだるい、それだけだ。それ故に眠りが永いことこそが彼にとって不安を煽るのだろうことは、過去の記憶で自分にも痛い程よく解るけれど。
 頬に当たる日差しを思い出したように目を細めて首を傾け窓を覗くような仕草をすると、それに惹かれるように聖霊も同じ仕草をする。………その腕に指先を抱えたまま。
 「ジバクくん、知っているか…………?」
 ふと思い出したというように、爆が口を開いた。声音は相変わらず微かに掠れている。それでもその声はどこか弾むような響きを含んでおり、まるで遊んでいる最中のような、そんな錯覚を起こしそうになる。
 不可解そうに窓から爆に視線を移した聖霊は、首を傾げる仕草をもう一度繰り返し、疑問をのせて瞬きを送った。声を上げて注意を引きたい衝動を押さえ込むくらい、彼はどこか穏やかだった。体調はよくないに決まっている。それくらい、病気に縁のないこの肉体を持つ自分でも解る。
 それでもどこか楽しそうなのだ。まるで幼い子供のような無邪気さを秘めた目が、熱に浮かされたわけでもないのに煌めいている。
 なんとなく、彼の思考を中断させたくなくて鳴き声を出せなかった。あるいはそれは思考というよりは、回想………だろうか。
 微かに痛む胸を秘め、彼を見つめた。出会った頃のような無謀さを忘れていない、罰を欲するような無茶を繰り返していた頃、不意に落としていた影と似かよりながらも、それは純度があまりにも違っていた。
 ひどく懐かしそうに愛しそうに細められた瞳は輝いている。熱による生理的な潤みではない、感動や感嘆を孕んだ煌めきを根底に潜ませるものだ。
 熱が出て苦しいだろうに、それでも何故か彼は不思議なほど楽しそうだ。
 空は美しい青で、窓から見えるそれは絵画を切り取ったようにさわやかに香しい自然の香りさえ送っている。普段の彼であれば、弾む気持ちさえ鎮めながらそこに溶け込んでいるだろう。昔のような、まだGCになりたてで自分に出会ったばかりの頃のような無茶を行わないようになったから。
 それがどうしてか、と考えると………少しだけ、寂しさが自分にも湧いた。
 「窓にはな……緑が似合うんだ」
 ふと沈んだ思考に軽やかな彼の声が乗る。
 まるで子供の頃のような声だ。今もまだ子供でしかないであろう彼の中の、それでも幼少時に形成されたままの、幼い声音だ。
 聞き入るように澄ました耳には妙なる歌声のようにもう一度彼の声が響く。
 「透けるような緑で……綺麗だと、笑って……………」
 呟く声はさざ波のように小さかった。それに気付き見上げた聖霊の視界には目蓋を落とした少年の姿が映る。微かな寝息にふうと息を吐き出し、かなりの時間をかけてタオルケットを引っ張りあげた。本当なら彼を横に眠らせたいけれど、自分の力でそれが叶うわけもない。
 ちらりと時計を見遣ってみればもうすぐ昼だ。きっとお節介な青年がそろそろ赴くはずだ。
 そう考え、聖霊は座ったままの体勢でうつらうつら眠っている姿を振り返りつつ、部屋を後にした。
 ………………少しだけ、やることができたから。


 「…………あれ、ジバクくん?」
 ドアを開けた瞬間目に入った光景に間の抜けた声が漏れた。その音が小さく控えられているのは、おそらく気配だけで階上の少年が眠っていることに気付いたからだろう。
 その声に目を向けながらジバクくんは手に持っていた葉を爪楊枝で刺し、傘のようにクルクルとしてみせた。愛嬌のある仕草だが、どこか覇気がない。熱を出したパートナーを気にしているのだろう聖霊に小さく苦笑し、静かにドアを閉めた青年は、そのまま聖霊の傍にまで近付き膝を折るとその葉を覗き込んだ。
 葉肉が厚く、細長い葉っぱは独特の香りがする。ふと目をやった先にある居間のローリエは一か所が間抜けた感じに緑をなくしていた。…………熱が下がったならさぞ少年が怒るだろうと想像しながら、聖霊の回りに散らばっている未だ緑を失わない新鮮な葉を視界に写す。
 どれも小さな穴があけられている。おそらく全てに爪楊枝で刺したのだろう、何かを作ろうとしたらしくそれぞれが不規則そうありながら、作為的な穴が出来上がっている。
 何をする気だったのだろうかと目を瞬かせて聖霊を見遣ってみると、聖霊は幾枚か葉を持ち上げ、それを重ねる仕草を繰り返した。首を傾げてそれを見ていると、聖霊はもどかしそうに何かを指差す。
 困ったようにその指先を辿って見えた先は、鮮やかな青空。そこには窓枠で区切られキャンパスに描かれた光景のように普遍的な美しさが広がっていた。
 それを見つめた後、もう一度瞬きを繰り返し、じっと聖霊を見下ろす。
 彼がいま何かを行おうとするのであれば、それは確実にパートナーのためだろう。そしてそれはきっと必ず、彼にとって幸をもたらすことだ。
 そうであれば自分に手伝えることくらいは、手伝いたい。だからこそこうして彼の家に押し掛けて、食事の用意をしたりと世話を焼いているのだ。
 あまりにも潔く生きることを知っている自分よりも小さな命は、それが故に、自分の尊さには無頓着だ。当たり前のことだからと己の希有さを知りはしない。
 だから、伸ばしたくなる腕がある。知らず痛めてしまうその廉潔な命の傷を癒す一つになれたならと、不遜にも願ってしまう。
 緑の葉っぱと窓の外の青空。何か、一瞬頭に掠めたものがあった。確か……大分昔に読んだ書物の中の、フレーズ。そしてそれに重なる、昔まだ自分が少年であった頃の、記憶。
 微笑むような笑みを浮かべて子供の語った昔話。愛しそうに愛しそうに綴っていた言葉。
 「………あ!」
 眉を顰めて考え込んでいた少年が小さく声を漏らし、ようやく気づいたと目を瞬かせながら窓を見遣った。そこには綺麗な青空から降り注がれる日差しに染まり、青い空間が透き通るように佇んでいる。
 それを見つめ、青年は笑みを深める。
 「ジバクくん、それなら心当たりがありますから……少し待っていてもらえますか?」
 とっておきの秘密を共有するように内緒話をする青年と聖霊の間、緑をたたえたままのローリエの香りが僅かに漂っていた。

 不意に風が入り込んだ。
 涼しい、緑の風だ。森の中で寝入ってしまうと、いつもこうした香りに包まれて目を覚ました。
 そして小さな腕でぬくもりを探せば、その先には微笑む美しい人が必ずいた。それが嬉しくて、いつだってこの香りを運ぶ風には知らず笑み、腕を伸ばす。
 もうその腕をとってくれるたおやかな指先はないと知っていながらも、それでも浅はかさがそれを忘れさせる。思い知らされるたび、ポッカリと開く空洞を自覚しているくせに。
 もぞりと寝返りを打とうとして、自分が横たわっていないことに感覚的に気付く。また木に寄りかかったまま眠ってしまったのだろうか。
 ぼんやりとそんな風に過去の記憶に重ねながら思う。優しい夢が残酷な現実になることをまだ知らず、今はもう逞しくなりつつあるかつての子供の指先がベッドの上、ぬくもりを探して蠢く。あの頃の、細く柔らかな、手折れそうなあの指先を求めて。
 けれどそれは見つからない。そうして知らず求めた意識は確かなものを探すために揺さぶられる。夢現つの意識が急速に現実に還ってくる、吐き気を呼ぶ一瞬の意識の変化。
 その一瞬の変化の間、身体が揺れた。それがベッドが軋んだせいだと気付くよりほんの少しだけ早く、蠢いていた少年の指先が、握りしめられる。
 「……………ぁ……?」
 小さく洩れたのは無意識の声。求める人の名を綴れず、さりとて未だ現実を思い出さない微睡みの意識が、知っているはずのそのぬくもりの名を綴らせない。
 自分より幾分大きな手のひらと、人形のように小さな手のひらが重なっている。ぼやけた視界を半ば開き半ば閉じ、その人物を定めようとするが、うまくいかない。
 また睡魔が襲いそうな時間の合間、ふと木漏れ日にいるような感覚に気付いて無意識に空を見上げるように窓を見遣る。
 柔らかな風。緑の香り。日差しは木漏れ日のように暖かく、人を癒すようにやわらかく降り注ぐ。ただの窓がそんな、森の浄化作用を見せるわけがない。どれほどこの土地に多くの緑の存在を認めても、室内という特異空間は別なのだから。
 だから、何か原因があるはずなのだ。そしてそれがなんであるか、自分は知っている。記憶ではなく、昔綴られた愛しい記憶の語り歌として。
 細めた視界。見知った影が見える。自分のすぐ横に膝をついて、心配そうに覗き込んでいる人。いつも傍にいる自分のパートナーはいつの間にかその人の頭に乗って自分の額に手を添えようと小さな腕をのばしていた。
 そうして、彼らを通り越した視界には、緑のカーテン。
 知っているけれど、知らないカーテンだ。大振りの葉が幾枚となく重ねられ、一枚の布に変わっている。風が森の香りを孕んでいたのは、このカーテンを通り越えて来たからなのだろう。
 「………見えない」
 小さくいって、目の前にいる人を抱き寄せる。掠れそうなその声は全て熱のせいだと言い訳しながら。
 突然の少年の行動に戸惑うように青年が微かに身じろぎをした。まだ覚醒していないのかとふと思い、相手を潰さないよう注意しながら身を寄せ、彼の視界が拓けるように少しだけ屈んだ。膝をついた位置が彼の眠る場所のすぐ近くだったせいもあり、自然とそれは彼を抱きしめる形になったが、それに抵抗の意志は与えられはしなかった。
 まだ少し体熱感があり、声も掠れたままの少年は、けれど青年の肩に顎を乗せた体勢のまま、ぼんやりとただ窓を見上げていた。
 何を感じているのか、青年には解らない。それが少し歯痒かった。
 彼の中は深くて。………あまりにも、深すぎて、自分の腕ではそれら全てを未だ抱えられない。彼はなにも求めず、己一人で立ち上がることを願う人だから。
 誰の負担にもならぬように生き、そうして消えていく類いの生き物だ。それは美しく見事な生き方なのかもしれないけれど、心通わせたならあまりにも悲しく切ない姿だ。
 自分よりもまだ小さな身体を抱きしめて、悪寒からではないその震えを癒すように優しく包む。
 何が出来るのかも解りはしない身で、それは驕りなのかもしれない。けれどせめて、抱きしめ癒すくらいのことは出来るようになりたいと願ってしまう。
 ………まだもっと小さな頃、彼と出会い心通わせ始めた頃の、ちょっとした会話を思い出す。
 とても綺麗なのだと聞いたと、どこか夢見るように彼がいっていた。彼を育てた女性が幼い頃に寝込んだとき、やはり現在彼の保護者となっている人がせめてと木の葉でカーテンを作った話。おとぎ話のようだと楽しそうに話していた。普段からは想像も出来ないくらい、幼い顔をして。
 今もそれを覚えている。ほんの小さな会話のかけら。
 あるいは彼は自分に話したことを忘れているかもしれない。それくらい、他愛もない話だった。何気なく綴られただけの、言葉だった。ただ自分が忘れられなかっただけだ。彼の綴る音の一つも、身ぶりに潜められた思いの欠片も、気付かずに捨て去りたくはなくて。
 少しずつそれらを集めて積み重ねて、いつか彼の中の深く広い心を包めるほどになったなら、もう少し自信も持てるのであろうか。思っても、答えは出ないけれど。
 彼の顎が触れている肩が、熱を持つ。微かに湿りを帯び、その頬を濡らす雫は乾いてはいないだろうことを教えた。
 何も知らない、から、せめてと思う。
 何も出来ない、から、せめてと思う。
 教えてくれたこと、零してくれたこと、何一つ無くさず忘れずこの心に留め置き、彼の求める時に与えられたなら、と。
 何も出来ない自分がせめて彼に出来ることはあまりに少なくて、今も時折彼の傍にいることは相応しくないのだろうと、思い悩む。
 それを繰り返しながら、それでも許してくれる腕と視線に救われる。
 救われる、のだ。支え守り癒したいはずの、相手に。
 それに思い至り、苦笑をこぼして腕に力を込める。まだ身体が熱い。珍しく今回の彼の不調は長引いていた。時期が時期だからかと、少し憂いた思考を隠すように青年は蟠る喉から伸びやかな音を綴った。
 「……空には森が、あいますね」
 小さく囁き、彼が昔自分に知らせたかったのだろう情景を思う。
 きっと美しく鮮やかなものだったのだろう。彼の想像の中で描かれた風景は現実以上の煌めきと思いを織り込んで創造されたのだろう。
 「…………………………」
 答える言葉はなく、ただ背に添えられた指先が優しく身体を包んだ。
 思いの景色と現実はチグハグなものだ。寄り添えたものを与えられたとは限らない。
 それでも彼の中で求めていたものと自分の思いが同じであったなら、夢のような景色とは違う現実の姿を、同じく愛しい記憶として蓄積していくのだろう。
 過去がゆっくりと現在に変わって、未来を紡いでいく。彼の中にまだ隠されたまま育つことのなかった幼児性が目を覚まし、微睡みながら微笑んでいまと混じるだろう。
 あまりに頑強で触れることすら躊躇うその鉄壁の壁の中、ずっと顔を現さず封じられていた思いたち。愛しい記憶とともに怯えをなくし溶け込んでいくといい。
 今はまだ全てではないけれど、彼の中の寂しさも悲しみも自分の腕で溶かせたなら、と。
 不相応な願いを、今もなくさず思い続ける。
 月日は巡り、自分達は歳を重ねる。そうして、どれほど拒んでも大人となり、記憶の中の姿を通り越し、生きていくのだから。
 その過程が少しでも痛みを伴わないことを願い、その背を抱きしめる腕に力を込めた。



 それは美しい晴れた空にたなびく葉で出来たカーテンのように
 鮮やかに寄り添うに相応しいものたちの姿。
 彼が忘れることのない記憶に寄り添うように思いを織り込む。
 与えられた記憶の欠片をなくさぬように抱きしめて、
 茨を駆ける彼の足が痛みを訴えた時に与えよう。

 彼に寄り添えるもので、あるために……………





 今回の話は以前読んだ「森に住むヒント」という本に載っていた葉っぱでできたカーテンが素敵だったので。それをもとに作った話です。ええ、現実にいるんですよ、作った人。つまり作れるんですよ。
 そしてこの話は実は他に「和也とシスター」の話と「シスターと爆」の話の二つの続き的な位置にある話です。いや、内容的に理解していただけているとは思うのですが。
 近いうちにこの二つは書き上げてアップしますのでお待ち下さいませ。一応これだけでも伝わるようにしたつもりですけど、どうしてもカイと爆だけでは表現しきれない部分はあるので。補う意味でも必要な話なのです。

05.9.27